雫石町議会 2021-03-09 03月09日-議案質疑・討論・採決-06号
この介護保険制度は、介護地獄と呼ばれた家族の介護負担、これは専ら女性が介護を担う、そういう苦しみと不合理性、これを介護の社会化によって解消するという理念で始まったものだったと思っております。それで、世論調査で国民の8割が導入を支持したものと言います。ところが、介護保険が始まっての20年は社会保障削減の連続で、私たちはその都度、その矛盾を指摘しても来ております。
この介護保険制度は、介護地獄と呼ばれた家族の介護負担、これは専ら女性が介護を担う、そういう苦しみと不合理性、これを介護の社会化によって解消するという理念で始まったものだったと思っております。それで、世論調査で国民の8割が導入を支持したものと言います。ところが、介護保険が始まっての20年は社会保障削減の連続で、私たちはその都度、その矛盾を指摘しても来ております。
介護地獄と呼ばれた家族の介護負担、とりわけ妻、嫁、娘などもっぱら女性が家族の介護を担わされた苦しみと理不尽を介護の社会化によって解消するという理念に多くの国民の皆さんが期待を寄せたと思います。 ところが介護保険の20年は、同時に自己責任による社会保障費削減路線の20年となってしまったように思います。その結果、この制度が抱えていた矛盾は一層広がっております。
まず、介護保険制度設立当時は家庭から介護地獄をなくすとうたわれた制度が、今では少ない年金からの天引きや老人医療保険制度の改革と言われた後期高齢者医療保険制度はうば捨て山の制度と酷評されるなど、高齢者にとって厳しい環境となっております。 そのような状況のもと、高齢者等弱者の支援についてお伺いいたします。
平成12年4月より国の介護保険制度が始まり、その後平成18年4月改定を経て、現在に至っておりますが、介護地獄、介護難民等と言われる介護実態の中、経済的負担、さらには身体的、精神的負担をかんがみますと、決して十分と言いがたい状況でありますが、医療、介護充実のために、どのような施策を講じるべきか伺います。 次に、大船渡市でも多くの課題が山積しております。
そして、在宅介護の困難な障がいを抱えた高齢者の増加で介護地獄に陥ったり、今や社会問題になっている介護者の精神的・肉体的な負担による悲しい事件が起きないように努めなければならないと思います。 そこでお伺いしますが、平成24年度からの第5期計画には、市民要望の高い100床規模の特別養護老人ホーム建設を計画すべきと考えますが、その考えをお伺いします。
通告の4番目でありますが、施政方針で述べられている地域包括支援センターや介護予防事業、小規模多機能型サービスを推進しても、介護地獄で苦しんでいる家族は、ほとんど救われません。 在宅介護の現状は、老老介護でもう倒れそうな状況であります。
「介護保険制度」は介護を支える家族の過大な負担で「介護地獄」という用語さえ生み出した今日の福祉行政のゆがみを社会全体の負担で解消し、介護を受ける高齢者や、その家族も安心して暮らせる制度として機能するものでなくてはなりません。
介護保険制度についてですけれども、これはもともと多くの働く方々が介護をするために仕事をやめざるを得ないという状況とか、介護者が65歳以上の老々介護の実態とか、介護疲れからの悲惨の事件などで、介護地獄の苦しみをどう取り除くかから出発したものでございます。ところが国の財政負担の軽減を最優先させる立場から、保険化を強行したところにさまざまな矛盾の根源があると思われます。
介護地獄とまで言われているあの家族介護の悲惨な実態は、本当に解消されるのでしょうかなどという不安の声がいまだに多いのは御案内のとおりであります。私も大きな期待を持ってはいるのですが、一方で負担ばかりが重くのしかかって、サービスがむしろ悪化する面もあるいは出てくるのではないかと心配している1人であります。